風 景

青 森


 大間崎(本州最北端)


   訪問日


 2013年 8月


詳 細


 青森県 大間町にある岬で下北半島の北端にあり、本州で最北端の地になります。
 対岸の北海道との間は18kmしか無く、潮流の早い地域になります。
 その為、周辺は良好な漁場で知られ、特にマグロは“大間のマグロ”と呼ばれるまでブランド化しました。
 マグロを出すお店が数多くあるので、大間へ行った際は堪能してみてはどうでしょうか。(少々高いですが・・・)

 大間崎の沖合い600mに弁天島という名の島があり、そこに大間崎灯台があります。
 大間崎と弁天島の間は「クキド瀬戸」と呼ばれる潮流の早い水道で隔てられています。

 大間崎は下北半島北東端の尻屋崎と違い観光地が著しく、多くの土産物屋などが並んでいます。
 もちろん観光客の数も桁違いです。駐車場にトイレまであります。
 市街地と漁港は少し離れた場所にあります。どこにでもある寂れた漁村といった雰囲気です。

 余談ですが、日露戦争の際、日本の勝利を決定付けた日本海海戦(東郷平八郎率いる連合艦隊がバルチック艦隊を
 撃滅した海戦)は対馬沖で行われましたが、バルチック艦隊がウラジオストク港へ向かう予想ルートは3つあり、そのうちの
 一つに津軽海峡が入っていました。
 もし艦隊がここを通っていれば、この海峡で海戦が行われていたかも知れません。
 そういった歴史に想いを巡らしながら観光するとまた違った風景に出会えるかもしれません。


行き方


 むつ市から“はまなすライン”(国道279号線)を北西方向に行くと大間町です。
 大間町市街地の手前で北へ行くと大間崎に着きます。
 大間崎付近で道がターンしていますがその内側が駐車場や土産物屋になります。
 ただ、台数が少なくバスも来ますので順番待ちで渋滞します。






大間崎。
綺麗に整備されています。




タイルに“本州最北端 大間崎”という文字と日本地図が描かれています。




記念碑があります。




岬の突端。
沖には弁天島があります。




大間崎灯台。
日本の灯台50選
北陸以北に特に多いのですが、灯台に黒や赤の線が入っているのは
視認性を向上させる為です。特に冬・・・。




さすがマグロの町です。
左のマグロの元になったモニュメントは大間崎から少し離れた所にあるマグロ屋さんの店先にあります。
そこの船が吊り上げた日本一のマグロを模った物だそうです。






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